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2026.09.08
変形性膝関節症になりやすい人の特徴・原因を柔道整復師が解説|セルフチェック付き
「変形性膝関節症って、なぜ自分がなってしまったんだろう…」
「まだ若いのに、膝が痛むのは変形性膝関節症のせい?」
変形性膝関節症は、誰にでも起こりうる疾患ですが、なりやすい人には共通した特徴があります。原因を正しく理解することは、これ以上の進行を防ぐための第一歩です。
本記事では、オリンピック日本代表の施術も手掛ける国家資格者の視点から、変形性膝関節症になりやすい人の特徴と原因を、セルフチェックとあわせて詳しく解説します。
監修・執筆者
ADVANCE世田谷鍼灸整骨院
代表 横田就馬(柔道整復師)
変形性膝関節症の主な原因とは
変形性膝関節症は、膝のクッションである軟骨がすり減ることで発症します。この軟骨のすり減りは、単一の原因で起こるのではなく、いくつかの要因が重なり合って進行していくのが特徴です。
次の章で、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。ご自身に当てはまるものがないか、確認しながら読み進めてみてください。
なりやすい人の特徴|セルフチェック
ここでは、変形性膝関節症の原因となる6つの要因を、それぞれ詳しく解説します。
加齢・女性ホルモンの影響
軟骨は年齢とともに水分量や弾力性が失われ、すり減りやすくなります。また、女性ホルモン(エストロゲン)には軟骨を保護する働きがあるため、閉経後にホルモンが減少する40代後半以降の女性は、特に発症リスクが高まるとされています。
体重・肥満
歩行時、膝には体重の3〜4倍もの負荷がかかるといわれています。体重が増えるほど膝への負担は大きくなり、軟骨のすり減りを早める要因になります。
O脚・X脚などの骨格の歪み
日本人には特にO脚の方が多く、O脚があると膝から下が外側に開いた状態になるため、体重をかけたときの荷重ラインが膝の内側に偏って集中しやすくなります。この状態が続くと、膝の内側の軟骨から先にすり減っていく傾向があります。
太もも(大腿四頭筋)の筋力低下
太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)は、膝関節を支えるクッションのような役割を果たしています。この筋力が低下すると、軟骨や関節に直接かかる負担が増えてしまいます。加齢や運動不足で最も衰えやすい部位でもあり、見落とされがちな重要な原因です。
過去の膝の怪我・手術歴
半月板損傷や靭帯損傷など、過去に膝を怪我したことがある方は、関節の安定性が損なわれていることがあり、健常な膝と比べて軟骨がすり減りやすい状態になっている場合があります。
立ち仕事・重労働などの生活習慣
長時間の立ち仕事や、重い荷物を持ち運ぶ仕事は、日常的に膝へ負荷がかかり続けます。「仕事だから仕方ない」と諦めず、負担を軽減する工夫(筋力強化や体重管理)を取り入れることが大切です。
若いのに変形性膝関節症になる人もいる?
変形性膝関節症は中高年に多い疾患ですが、10〜30代でも発症するケースがあります。年齢だけを理由に「自分は大丈夫」と考えるのは避けたほうが良いでしょう。
若い方の場合、「そのうち治るだろう」と自己判断で放置してしまいやすい点にも注意が必要です。年齢に関わらず、膝の違和感が続く場合は早めに専門家に相談することをおすすめします。
原因ごとにできる予防・改善のポイント
原因が分かれば、対策も見えてきます。ここまで紹介した原因のうち、自分で対策できるものを中心に整理します。
この中でも、筋力低下への対策(運動療法)は最も効果を実感しやすく、かつ自分の意志で取り組める部分です。膝の状態や原因の全体像については、変形性膝関節症の直し方|自力で改善するための運動療法を解説で詳しく解説しています。
また、実際の運動メニューを知りたい方は、変形性膝関節症の人向け筋トレ・スクワットのやり方もあわせてご覧ください。
当院でできる原因の評価とアプローチ
ここまで紹介した原因の中でも、当院が特に自信を持ってサポートできるのが「体重管理」と「O脚・X脚などの骨格の歪み」への対策です。理由は、一般的なジムとは異なる当院ならではの環境にあります。
なぜO脚・X脚の根本原因まで見極められるのか
O脚・X脚は「膝だけの問題」ではなく、股関節や膝下(下腿)の柔軟性・使い方が影響していることが多くあります。当院では、トレーニングを始める前に股関節や下腿の柔軟性・可動域を評価し、「なぜその方がO脚になっているのか」という根本原因を見極めたうえで、一人ひとりに合わせたオーダーメイドのトレーニングメニューを組み立てています。
運動前後のケアで、疲労を残さず続けやすい
一般的なパーソナルジムは「トレーニングのみ」で完結することがほとんどですが、当院では整体・鍼灸・電気治療器も併設しています。運動前に体を動かしやすい状態に整え、運動後は疲労が残りにくいようケアする時間を確保できるため、「翌日に響いて続かない」という挫折が起きにくいのが特徴です。
「ジムに通っても続かなかった」「自己流でO脚が改善しなかった」という方こそ、原因から見極めるアプローチを一度体験してみてください。
よくある質問Q&A
まずは「筋力低下」への対策から始めることをおすすめします。
大腿四頭筋を中心とした運動療法は、体重管理にもO脚などの骨格バランスの改善にも良い影響を与えるため、最も効果を実感しやすい対策のひとつです。
骨格そのものを大きく変えることは難しいですが、荷重のかかり方を改善できる可能性はあります。
股関節や膝下の柔軟性、筋力バランスを整えることで、膝への負担のかかり方が変わり、症状の改善につながるケースがあります。
体質や骨格の特徴が似ることで、間接的に影響する可能性はあります。
ただし、遺伝そのものよりも、体重管理や筋力維持といった生活習慣の対策の方が、発症・進行の予防には大きく影響します。
この記事の監修者
横田 就馬
国家資格:柔道整復師
施術者 / パーソナルトレーナー
日本代表アスリートや実業団選手、整形外科医と連携した施術経験を持つ、治療と運動の両面に精通したスペシャリスト。股関節から足部までの全身のつながりを評価したうえで、一人ひとりの原因に合わせたオーダーメイドのアプローチを大切にしています。