坐骨神経痛のときに絶対に避けたいNG動作5選|悪化を防ぐ正しい姿勢と対処法

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2025.11.17

坐骨神経痛のときに絶対に避けたいNG動作5選|悪化を防ぐ正しい姿勢と対処法

坐骨神経痛のときに避けたいNG動作とは?

坐骨神経痛は、腰から足にかけて伸びる坐骨神経が圧迫・刺激を受けることで発症します。
症状を悪化させないためには、まず「やってはいけない動作」を知っておくことが重要です。

とくに、坐骨神経に過度な負担がかかる姿勢や動きは、痛みやしびれを強めてしまう原因になります。

【ポイント】

  • NG動作は症状悪化・再発の要因になる
  • 原因筋(梨状筋・中殿筋・ハムストリング)にストレスが集中
  • 正しい動作に変えるだけでも痛みが軽減するケース多数

NG動作① 長時間の座り姿勢

デスクワークや車の運転などで、長く座り続ける姿勢は腰〜お尻の筋肉を硬くし、坐骨神経を圧迫します。
30〜40分に一度は立ち上がる習慣をつけましょう。

NG動作② 前かがみの姿勢を繰り返す

洗顔・掃除・荷物を持つ動作など、前に倒れる姿勢を繰り返すと、椎間板・腰椎まわりに負担が集中します。

特に朝の前かがみは症状悪化しやすいため注意が必要です。

NG動作③ 急なひねり動作

身体を急にひねる動作(スポーツ・子どもを抱える瞬間など)は、腰椎や臀部の筋肉に急激なストレスがかかります。
痛みがあるときはひねり動作を極力避けるようにしましょう。

NG動作④ 柔軟性のない状態での無理なストレッチ

坐骨神経痛の初期は、筋肉が過度に緊張しているため、無理に伸ばすと症状が悪化します。
特に勢いをつけたストレッチは絶対にNGです。

NG動作⑤ 片足に体重をかける立ち方

片側の臀部や腰への負担が偏ることで、神経を圧迫しやすくなります。
立つときは両足均等に体重を乗せる意識を持つと、症状緩和につながります。

坐骨神経痛を悪化させないための正しい動き方

NG動作を避けることに加えて、正しい動作パターンを身につけることが症状改善に直結します。
以下のポイントを意識しましょう。

  • 座るときは骨盤を立てる(丸めない)
  • 立つときはお腹を軽くへこませて腰を反らせない
  • 歩くときは中殿筋を使って骨盤を安定させる

当院では、症状の程度に合わせて正しい姿勢・歩き方の指導を行い、再発しにくい身体づくりをサポートしています。

根本改善には「トレーニング×整体」の両面アプローチが有効

トレーニング×整体

坐骨神経痛は、ただ休むだけでは根本的な解決には至りません。
原因となる筋肉の弱さ・姿勢のクセを改善するためには、適切な筋トレと整体が重要です。

特に以下の筋肉のトレーニングが効果的です。

  • 中殿筋(骨盤の安定)
  • 大殿筋(姿勢改善)
  • ハムストリングス(骨盤の傾き調整)

あなたの症状に合わせた改善メニューをご希望の方は、ぜひ当院の体験プランをご利用ください。

この記事の監修者

横田就馬

横田 就馬(国家資格:柔道整復師)

ADVANCE世田谷鍼灸整骨院 代表
パーソナルトレーナー

日本代表アスリートや実業団選手、整形外科医と連携した施術経験を持つ、治療と運動の両面に精通したスペシャリスト。

病院勤務時にはトップアスリートの現場に出向き、運動指導とカラダの使い方を直接指導。

整形外科での臨床経験とスポーツ現場の知識を融合させたアプローチを強みとする。

「治療と運動が一体となった店舗をつくりたい」との想いから三軒茶屋に開設。

現在は初心者からアスリートまで幅広く対応し、“無理なく続けられる”本格サポートを提供中。

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