腰を痛めないスクワットフォーム|整骨院型パーソナルジムが教える修正ドリル

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2026.02.05

腰を痛めないスクワットフォーム|整骨院型パーソナルジムが教える修正ドリル

スクワットで腰を痛めないフォームのコツ

「スクワットをすると、腰に違和感が出てしまう…」
「深くしゃがもうとすると、腰が丸まってしまう!」

大切なのは、根性でしゃがむことではなく「腰を丸めない身体の仕組み」を理解することです。

本記事では、オリンピック代表のサポート経験を持つ国家資格者の視点から、腰痛の主犯である「バットウィンク」の正体と、腰を守るための具体的な修正ドリルを解説します。

代表 横田就馬

監修・執筆者

ADVANCE世田谷鍼灸整骨院
代表 横田就馬(柔道整復師)

腰痛の主犯「バットウィンク」とは?しゃがむと腰が丸まる原因と対策

スクワットでボトム(一番深い位置)に差し掛かった際、お尻がクイッと内側に巻き込まれ、腰が丸まってしまう現象を「バットウィンク(Butt Wink)」と呼びます。

これが起こると、腰椎の椎間板に強烈な「せん断力」がかかり、ぎっくり腰やヘルニアの引き金となります。

バットウィンクを放置するリスク

1.腰椎椎間板への過負荷:クッションの役割をする椎間板が後ろへ押し出され、神経を圧迫します。

2.パワーの激減:体幹の力が脚に伝わらなくなり、扱える重量が伸び悩みます。

3.慢性的な筋膜性腰痛:常に腰の筋肉が引き伸ばされた状態になり、慢性的なコリが発生します。

ハムストリングスと股関節の柔軟性がスクワットの深さを決める

バットウィンクが起こる最大の原因は、「ハムストリングス」「股関節」の柔軟性不足です。

柔軟性が不足するとどうなる?

1. もも裏の突っ張り

ハムストリングスが硬いと、骨盤を後ろに引っ張ってしまいます。その結果、ある一定の深さから骨盤が強制的に後傾し、腰が丸まります。

2. 股関節の「詰まり」

股関節の可動域が狭いと、脚の付け根が深く曲がりません。身体は「深さ」を稼ごうとして、股関節の代わりに腰を曲げる「代償動作」を行ってしまいます。

腹圧(ブレイシング)|腰を守る呼吸法の基本

骨盤が整っていても、「腹圧」が抜けていれば腰の安定性はゼロになります。スクワットにおける正しい腹圧の入れ方は、お腹を凹ませるのではなく「膨らませて固める」ブレイシングです。

💪 腰を支えるブレイシングの手順

1.息を大きく吸い込む:鼻から大きく吸い、お腹の前後左右360度に空気を送り込みます。
2.空気を閉じ込める:吸った空気を吐き出さず、喉を閉じてお腹に強い圧力をかけます。
3.全方位を固める:お腹を膨らませたまま、外からパンチされても大丈夫なように腹筋に力を入れます。

この「内側からのパンパンの圧力」が、腰椎を支える最強の支柱になります。

腰への負担を激減|今日からできるフォーム修正の3ステップ

バットウィンクを防ぎ、腹圧を維持するためには、身体の動かし方を根本から変える必要があります。
ここでは、腰痛を回避しつつ筋トレ効果を最大化させるための3ステップを順に解説します。

①ヒップヒンジ|股関節主導の動き

スクワットで腰を痛める方の多くは、膝から動き始めています。まずは、股関節を「引き出しの蝶番(ヒンジ)」のように動かす感覚を掴みましょう。

ヒップヒンジの動作確認

1.お辞儀の準備:足を肩幅に開き、背筋を伸ばして立ちます。
2.お尻を後ろへ引く:膝の位置を固定したまま、お尻を真後ろの壁にタッチさせるイメージで突き出します。
3.もも裏の伸びを確認:腰を反らさず、もも裏(ハムストリングス)がピーンと張る感覚があれば正解です。

②足首の硬さ解消ストレッチ|倒れ込みを防ぐ

足首(足関節)が硬いと、しゃがんだ際にかかとが浮きそうになり、バランスを取るために上半身が過剰に前へ倒れてしまいます。これが腰への負担を増大させます。

足首ストレッチ

1.壁に向かって立つ:片足を一歩下げ、前足の膝を壁につけるように曲げます。
2.かかとを地面に押し出す:後ろ足のかかとを浮かせず、アキレス腱をゆっくり伸ばします。
3.可動域を広げる:足首がほぐれると、ふくらはぎで支えられ、上体を立てたまま深くしゃがめるようになります。

③ボックススクワットで正しい重心

どこまでお尻を引けばいいかわからない方は、椅子やボックスを使ったトレーニングが最も効果的です。

ボックススクワットの解説

ボックススクワットのポイント

後方重心の習得

椅子の座面に軽くお尻が触れるまでゆっくりと腰を下ろします。「椅子に座る動作」の延長で行うことで、自然と股関節主導の動きになります。

フォームの再現性

毎回同じ深さまでしゃがむ目印があるため、フォームが崩れにくく、腰を丸める癖(バットウィンク)を強制的に修正できます。

三軒茶屋で「一生モノのスクワット」を。整骨院併設ジムだからできること

「自分なりに気をつけていても、やっぱり腰が不安…」という方は多いはずです。スクワットはフォームが命だからこそ、自己流で怪我のリスクを抱えながら続けるのはおすすめしません。

ADVANCEでは、国家資格を持つ身体のプロが、あなたの骨格や柔軟性に合わせた「オーダーメイドのスクワット」をマンツーマンで指導します。

痛みがある状態でも、代替メニュー(スプリットスクワット等)を提案

すでに腰に違和感がある場合、無理に通常のスクワットを強いることはありません。整骨院を併設しているからこそ、医学的判断に基づいた柔軟な対応が可能です。

安全に鍛えるための代替アプローチ

1. スプリットスクワットの活用

足を前後に開くことで腰への垂直方向の負荷を軽減しつつ、お尻や太ももをピンポイントで強化できます。

2. 整体による即時アプローチ

トレーニング前に腰椎の可動域を整体で調整。その場で「痛みの出ない範囲」を広げてから運動を開始します。
痛みを我慢して追い込むのではなく、今の身体で「できること」を積み重ねるのがADVANCE流です。

プロの目によるリアルタイムのフォーム修正で、最短で結果を出す

スクワットのフォームエラーは、ミリ単位の重心のズレから始まります。自分一人では気づけない微細な変化を、トレーナーが逃さずチェックします。

1.客観的な視点:バットウィンクが起こる瞬間にその場で修正し、正しい動きを脳に学習させます。
2.最適な重量設定:怪我をせず、かつ効果の出るギリギリの重量をプロが見極めて設定します。
3.納得感のある指導:「なぜ腰が痛かったのか」を解剖学的に説明するため、一生使える知識が身につきます。

この記事の監修者

横田就馬

横田 就馬

国家資格:柔道整復師
施術者 / パーソナルトレーナー

日本代表アスリートや実業団選手、整形外科医と連携した施術経験を持つ、治療と運動の両面に精通したスペシャリスト。

病院勤務時には、トップアスリートの現場に出向き、運動指導とカラダの使い方を直接指導。整形外科での臨床経験とスポーツ現場の知識を融合させたアプローチを強みとしています。

「治療と運動が一体となった店舗をつくりたい」との想いから、整骨院併設型のパーソナルジム「ADVANCE世田谷鍼灸整骨院」を三軒茶屋に開設。

痛みの根本原因を見極める丁寧なカウンセリングと、国家資格者による安心・安全なトレーニング指導が好評を博し、現在は初心者からプロアスリートまで幅広く対応。地域密着型で“無理なく続けられる”本格サポートを提供しています。

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