整骨院監修|ふくらはぎが痛い・つる原因は?肉離れを防ぎパフォーマンスを上げるスポーツ筋トレ

トピックス

  • 鍼灸

2026.02.26

整骨院監修|ふくらはぎが痛い・つる原因は?肉離れを防ぎパフォーマンスを上げるスポーツ筋トレ

スポーツ中のふくらはぎトラブル予防と筋トレ

「ランニング中、足がつってしまう」
「ふくらはぎに違和感があるけれど、練習を休めない」

スポーツの現場で最も頻繁に起こるトラブルの一つが、ふくらはぎの「つり(痙攣)」や「肉離れ」です。これらは単なるアクシデントではなく、筋肉の耐性不足や栄養バランスの崩れ、そして身体の使い方のエラーが引き起こす必然的な結果です。

放置すれば、選手生命を脅かす重度の肉離れやアキレス腱断裂に繋がることも。本記事では、オリンピック日本代表選手も指導する柔道整復師が、痛みの正体と、トラブルを寄せ付けない強靭なふくらはぎの作り方を解説します。

代表 横田就馬

監修・執筆者

ADVANCE世田谷鍼灸整骨院
代表 横田就馬(柔道整復師)

なぜ運動中にふくらはぎがつるのか?

足がつる現象は、専門用語で「痛性筋痙攣(筋クランプ)」と呼ばれます。これは、筋肉を動かすための神経伝達システムがショートした状態です。

水分・ミネラル不足による痙攣

筋肉がスムーズに伸び縮みするためには、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどの「電解質(ミネラル)」のバランスが不可欠です。

激しい運動で大量の汗をかくと、これらのミネラルが体外へ流出し、神経のスイッチが誤作動を起こします。「水だけ」を飲んで運動を続けると、血液中のミネラル濃度がさらに薄まり、かえって足がつりやすくなるため、スポーツドリンクやサプリメントでの補給が鉄則となります。

筋持久力不足による疲労蓄積

栄養が足りていても足がつる場合、原因は「筋肉のオーバーワーク」にあります。

疲労が招く神経の暴走

筋肉が極限まで疲労すると、筋肉の伸び具合を感知するセンサー(筋紡錘・腱紡錘)が正常に働かなくなります。その結果、脳が「これ以上伸ばすと危険だ!」と勘違いして過剰な収縮命令を出し、無理やり筋肉を縮めてロックさせてしまいます。これが疲労からくる「つり」のメカニズムです。

整骨院の視点:「つる」のは怪我のサイン

足がつるという現象は、筋肉が限界を超えているという警報です。一度つってしまった筋肉は、繊維が細かく傷ついていることが多いため、その日の練習は強度を落とすべきです。無理を重ねると、次のステップである「肉離れ」へと移行してしまう可能性が高いです。

肉離れの再発を防ぐ!アキレス腱とふくらはぎを繋ぐ「耐性トレーニング」

ふくらはぎの肉離れが最も起きやすいのは、筋肉が急激に引き伸ばされた瞬間、つまり「踏み込んだ時」や「着地した時」です。

特に、ふくらはぎの表面にある腓腹筋の中でも「内側頭(ないそくとう)」という部位は、アキレス腱に移行する部分に強い負荷がかかりやすく、肉離れの怪我が集中します。

腓腹筋とヒラメ筋の説明

ふくらはぎを構成する2つの主役

● 腓腹筋

ふくらはぎの表面にある、膝裏から外側と内側に枝分かれした筋肉です。

● ヒラメ筋

腓腹筋の深層に位置する、ヒラメのような形の筋肉。

※どちらの筋肉も最終的には「アキレス腱」となって踵(かかと)の骨に付着します。

肉離れの急所とアキレス腱の関係

【腓腹筋 内側頭】
膝裏から内側に広がる大きな筋肉。アキレス腱との「境目」は強固に繋がっていますが、ジャンプの着地などで筋肉が伸びきった状態で強い力が加わると、この境目が耐えきれずに裂けてしまいます。

【アキレス腱への負荷分散】
アキレス腱は強力なバネですが、筋肉が硬いとその衝撃をすべて腱だけで受け止めることになります。トレーニングによって筋肉の「柔軟なクッション性」を高めることが、アキレス腱断裂や肉離れを防ぐ唯一の手段です。

エキセントリック(伸張性)収縮を意識したカーフレイズ

怪我を防ぐための筋トレで、最も重要なのが「エキセントリック収縮」です。これは、筋肉が引き伸ばされながら力を発揮する動き(かかとを下ろす動作)を指します。

「上げる」ことばかり意識すると、筋肉は縮む力(短縮性収縮)に偏ってしまい、スポーツ現場で求められる「耐える力」が育ちません。

耐性アップ!スロー・カーフレイズの手順

1.1秒で上げる:かかとを高く上げ、ふくらはぎを最大まで縮めます。
2.4秒かけて下ろす:ここが重要!重力に逆らうように、ブレーキをかけながらジリジリとかかとを床(または段差の下)へ下ろします。
3.ストレッチを感じる:一番下まで下ろした時、アキレス腱がピンと伸びた感覚を1秒保持してから再び上げます。

この「ゆっくり下ろす」刺激が、筋肉の繊維を太く強くするだけでなく、結合組織(腱や筋膜)を強化し、急激な動きにも耐えうる強靭なふくらはぎを作り上げます。

オリンピック代表選手も行う!三軒茶屋ADVANCEのスポーツ専門ケアと筋力分析

三軒茶屋周辺には、駒沢公園をはじめ多くのスポーツ施設があり、ランナーも多く来院されます。

そんな方に、私たちがまず伝えるのは「違和感を無視しない」ということです。ふくらはぎの肉離れは、前兆として「足がつる」「張りが抜けない」といったサインを必ず出しています。これを隠して練習を続けることは、自ら選手生命を縮めるようなリスクの高い行為です。

なぜ休むだけでは不十分なのか

一般的な医療機関では「痛みが引くまで安静に」と言われることが多いですが、アスリートにとって大切なのは「なぜそこを痛めたのか」という原因の除去です。

三軒茶屋ADVANCEのスポーツ復帰プログラム

1. 精密なバイオメカニクス分析

単なる筋力不足か、それとも股関節の硬さをふくらはぎで代償しているのか。オリンピック代表のサポート経験を活かした独自の動作分析で、痛みを特定します。

2. 「攻め」のコンディショニング

ただ休むのではなく、患部に負担をかけない範囲でできる「耐性トレーニング」を早期から導入します。再発率の高い肉離れを、二度と繰り返さない身体へと作り変えます。

怪我を「強くなるチャンス」に変える

オリンピック選手も信頼する技術で、ふくらはぎを根本から再建。
スポーツ整体 + 鍼灸

7,700 円(税込)


▶︎ 24h受付:スポーツ外傷・予約はこちら

三軒茶屋駅徒歩5分|夜21時まで受付|当日予約OK

この記事の監修者

横田就馬

横田 就馬 Shuma Yokota

国家資格:柔道整復師
ADVANCE世田谷鍼灸整骨院

日本代表アスリートや実業団選手、整形外科医と連携した施術経験を持つ、治療と運動の両面に精通したスペシャリスト。

病院勤務時には、トップアスリートの現場に出向き、運動指導とカラダの使い方を直接指導。整形外科での臨床経験とスポーツ現場の知識を融合させたアプローチを強みとしています。

「治療と運動が一体となった店舗をつくりたい」との想いから、整骨院併設型のパーソナルジム「ADVANCE世田谷鍼灸整骨院」を三軒茶屋に開設。

痛みの根本原因を見極める丁寧なカウンセリングと、国家資格者による安心・安全なトレーニング指導が好評を博し、現在は初心者からプロアスリートまで幅広く対応。地域密着型で“無理なく続けられる”本格サポートを提供しています。

オリンピック選手のサポート実績

実績
日本代表選手サポート

・柔道:斉藤 立 選手
(パリ五輪日本代表)

・水球:鈴木 透生 選手
(東京・パリ五輪日本代表)

・スイミング:小俣 夏乃 選手
(リオ五輪日本代表)

つらい痛みを和らげたい

施術とトレーニングを体験してみたい