トピックス
- 足の症状
2026.01.22
野球トレーニングシューズの選び方|整骨院が教える「怪我をしない」ためのポイント

「すぐサイズが大きくなるから、大きめを買っておこう」
「デザインがかっこいいから、これがいい」
野球用品店でよく見かける光景ですが、実はこの選び方がお子様の選手生命を脅かしているかもしれません。野球は「走る・投げる・打つ」のすべてにおいて、足裏で地面を捉える力がパフォーマンスの核となります。
ADVANCE世田谷鍼灸整骨院では、オリンピック日本代表も来院する知見を活かし、足の構造から逆算した正しいシューズ選びを推奨しています。
監修・執筆者
ADVANCE世田谷鍼灸整骨院
代表 横田就馬(柔道整復師)
正しいトレーニングシューズが必要なのか?
子供の足は、12歳〜15歳頃まで完全な「骨」にはなっていません。多くの部分が柔らかい軟骨の状態であり、外部からの衝撃や、靴による圧迫の影響をダイレクトに受けて変形しやすいのです。
成長期の足を守る!オスグッドやシンスプリントとシューズの深い関係
野球少年に多い「オスグッド(膝の痛み)」や「シンスプリント(スネの痛み)」は、使いすぎ(オーバーユース)だけが原因ではありません。
【靴が怪我を引き起こすメカニズム】
- クッション性の欠如: 硬すぎるソールは着地時の衝撃を膝(オスグッド)へ直接伝えてしまいます。
- 不安定なホールド: 靴の中で足が動くと、スネの筋肉が過度に緊張し、シンスプリントを誘発します。
- 不適切な屈曲位置: 指の付け根で曲がらない靴を履くと、アキレス腱や足裏に無理な負担がかかります。
扁平足や外反母趾を放置すると、野球のパフォーマンスが下がる理由
足のアーチが潰れた「扁平足」や親指が曲がる「外反母趾」。これらは単なる見た目の問題ではなく、野球のプレーに直結します。
パフォーマンスへの影響
- 走塁: 地面を蹴るバネが使えず、加速が鈍くなる。
- バッティング: 軸足の親指でしっかり地面を噛めず、パワーロスが生じる。
- ピッチング: 足元の踏ん張りが効かず、制球が乱れやすくなる。
シューズは足を守る「防具」であると同時に、力を地面に伝える「装置」です。土台が崩れた状態でどれだけ厳しい練習をしても、パフォーマンスは積み上がりません。
足を痛めない野球トレーニングシューズ選びの3条件
ジュニア期の野球選手の足は、まだ「骨の原型」が柔らかい軟骨の状態です。デザインや価格で選ぶ前に、まずはお子様の足を「防具」として守れる構造かどうかを、以下の3つの視点でチェックしてください。
1. かかとの「剛性」
野球の動作(投球の踏み込みや走塁のターン)では、かかとに非常に強い「ねじれ」の力がかかります。
【ここをチェック!】
靴のかかと部分(ヒールカウンター)を指で押してみてください。ここで簡単にグニャリと潰れてしまう靴は、ジュニア期には注意です。かかとが安定しないと、足首が内側に倒れ込む「過回内」を引き起こし、それがオスグッド(膝痛)やセーバー病(かかとの成長痛)の根本原因となります。
2. ソールの「屈曲位置」
「柔らかい靴=良い靴」という勘違いが非常に多いですが、「どこでも曲がってしまう靴」は、足裏の筋肉を過剰に疲れさせます。
人間の足は、親指の付け根(MP関節)で曲がるようにできています。靴を両手で曲げた時、この指の付け根と同じ位置でしなやかに曲がるかを確認してください。土踏まずの部分で曲がってしまう靴は、土踏まずのアーチを潰してしまい、扁平足やシンスプリントの原因になります。
3. サイズ選びの「0.5cm」のこだわり
「すぐサイズアウトするから」と1cm以上の余裕がある靴を買うのは、スポーツにおいては「不安定な下駄」を履いてプレーさせるようなものです。
【医学的な落とし穴:ハンマートゥ(浮き指)】
靴が大きすぎると、足が靴の中で滑らないように指先を「ギュッ」と丸めて踏ん張るクセがつきます。これが続くと「ハンマートゥ(浮き指)」になり、足の裏のバネが使えなくなります。
もし成長を見越して少し大きめのサイズを検討される場合は、別売りのインソールを重ねて入れて、サイズ感を調整するという方法も非常に有効です。中敷きで靴の中の「余分な隙間」を埋めることで、足の滑りを防ぎ、怪我のリスクを最小限に抑えながら成長に合わせた履き方が可能になります。
これら3つの条件を満たした靴を選ぶだけで、練習後の「足の重だるさ」や「成長痛のリスク」は劇的に軽減されます。
三軒茶屋でできる「足の疲労感から見る最適なシューズ選び」
「特定の場所ばかり痛がる」
そんな時は、三軒茶屋のADVANCEへご相談ください。私たちは「靴を売る」ことではなく、「お子様の足の機能を最大限に引き出す」ことを目的としています。
現役日本代表も来店するからわかる力の使い方
当院の代表は、オリンピック日本代表選手も来院してケアを行います。

単に靴のアドバイスをするだけでなく、その子の筋肉の使い方をマッサージで確認し、「走り方のクセ」や「地面の蹴り方」を見抜きます。どうすれば怪我をせずにパワーを発揮できるか、プロの視点で解明します。
痛みは治療、力の出し方をトレーニング
「痛みが取れたら終わり」ではありません。痛みの原因が「靴の選び方」や「足の使い方の弱さ」にあるなら、そこを改善しない限り再発します。
ADVANCEのジュニアアスリート支援
- 治療(鍼灸・整体): 蓄積した疲労や炎症を医学的に素早く取り除きます。
- トレーニング(動作改善): 正しい地面の蹴り方、怪我をしない体の使い方を指導。
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定期的なコンディショニング:
部活後や休日明けなど、日々変わる「疲労の状態」を専門家が継続的に確認。怪我の芽を早めに摘み取り、常にベストパフォーマンスを出せるようアドバイスを行います。
※当院では保険施術のみの対応は行っておりません。
保険の枠に縛られず、自由診療を組み合わせたトータルケアを行うことで、成長期の複雑な体への「医学的に正しいアプローチ」を徹底しています。
【ジュニアアスリート専用・継続プラン】
ケア×トレーニング
45分コース
4回券 27,000円
この記事の監修者
横田 就馬
国家資格:柔道整復師
施術者 / パーソナルトレーナー
日本代表アスリートや実業団選手、整形外科医と連携した施術経験を持つ、治療と運動の両面に精通したスペシャリスト。
病院勤務時には、トップアスリートの現場に出向き、運動指導とカラダの使い方を直接指導。整形外科での臨床経験とスポーツ現場の知識を融合させたアプローチを強みとしています。
「治療と運動が一体となった店舗をつくりたい」との想いから、整骨院併設型のパーソナルジム「ADVANCE世田谷鍼灸整骨院」を三軒茶屋に開設。
痛みの根本原因を見極める丁寧なカウンセリングと、国家資格者による安心・安全なトレーニング指導が好評を博し、現在は初心者からプロアスリートまで幅広く対応。地域密着型で“無理なく続けられる”本格サポートを提供しています。