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- 腰の症状
2026.01.16
腰痛ベルトの正しい位置と付け方|整骨院が教える「逆効果」のNG例

「腰が痛いからとりあえずベルトを巻いているけれど、これで合っているのか不安…」
「ベルトを外すと、余計に腰がグラグラして痛みが強くなる気がする」
腰痛ベルト(コルセット)は、正しく使えば強力な味方になりますが、間違った位置に巻くと効果が得られないだけでなく、症状を悪化させることさえあります。
本記事では、三軒茶屋で多くの方の腰痛を根本改善してきた国家資格を持つ柔道整復師の視点から、ベルトが楽になる仕組みと正しい装着位置について詳しく解説します。
監修・執筆者
ADVANCE世田谷鍼灸整骨院
代表 横田就馬(柔道整復師)
目次
なぜ腰痛ベルトを巻くと楽になるのか?
腰痛ベルトの最大の役割は、単に「外から抑える」ことではありません。その本質は、お腹の内部の圧力である「腹圧(ふくあつ)」を高めることにあります。
お腹周りの圧力を高めて背骨を支える
お腹の中を「パンパンに膨らんだ空気のクッション」だとイメージしてください。
ベルトで外側から適切な圧を加えることで、このクッションが硬くなり、体の内側から背骨(腰椎)を支える力が生まれます。これにより、重力や動作によって腰の骨にかかっていた過度な負担が分散され、痛みが劇的に軽減する仕組みです。
痛みがある時にベルトが担う「筋肉の代わり」
本来、この腹圧を作るのは「腹横筋(ふくおうきん)」などのインナーマッスル(天然のコルセット)です。
しかし、強い痛みがある時や、慢性的な腰痛を抱えている方は、これらの筋肉が反射的に固まったり、逆にうまく働かなくなったりしています。
ベルトは、いわば「外付けのインナーマッスル」。サボってしまっている筋肉の代わりを務めることで、腰の安定感を取り戻してくれます。
整骨院が推奨する腰痛ベルトの正しい位置と締め具合
腰痛ベルトは「痛い場所」に巻けばいいというわけではありません。多くの方が「ウエスト(お腹の一番細い部分)」に巻いてしまい、効果を半減させています。
目印は「骨盤の骨」。ウエストではなく腰骨
ベルトの正しい位置は、皆さんが思っているよりも「下」です。
【柔道整復師が教える装着ポイント】
- 腰の横にある、出っ張った骨(腸骨)を探します。
- その出っ張った骨が、ベルトの上下幅のちょうど真ん中に来るように合わせます。
- 前側は、おへそより「指3本分」ほど下の位置で留めます。
この位置に巻くことで、骨盤がしっかりと「締まり」、背骨を支える腹圧が最大限に高まります。
きつすぎは血流悪化の元?「指1本分」の余裕
「きつく締めれば安心」というのは大きな誤解です。締めすぎると腹圧が上がりすぎて内臓を圧迫したり、血流を妨げて足のしびれを誘発したりすることがあります。
理想の締め具合は、「息をフーッと吐ききった状態で締め、留めた後に指が1〜2本入る程度」です。座った時に太ももの付け根が食い込みすぎないかも、必ずチェックしてください。
やりがちな2つの間違い|付け方で腰痛を悪化
良かれと思ってやっていることが、実は腰痛を長引かせているかもしれません。
位置が「高すぎる」と腹圧が逃げて逆効果に
胃のあたりまでベルトが上がってしまうと、骨盤を安定させることができません。むしろ肋骨の動きを制限してしまい、呼吸が浅くなることで自律神経が乱れたり、背中の筋肉が過度に緊張して「背中の痛み」まで引き起こすケースもあります。
寝る時まで着けるのは?血行不良を招くリスク
「寝ている間も痛いから」とベルトをつけたままにするのは、基本的にはおすすめしません。
睡眠時にベルトを外すべき理由:
就寝中は筋肉がリラックスし、血流によって疲労物質を流し出す時間です。ベルトで圧迫し続けると血行が阻害され、翌朝の体がより硬くなってしまいます。寝返りの妨げにもなり、質の良い睡眠を奪う原因にもなります。
※急性期でどうしても動けない場合を除き、就寝時は外すのが原則です。
腰痛ベルトを外せなくなる前に。「依存」のリスク
「ベルトを巻いていると安心だから、手放せない」という状態になっていませんか? 確かに痛みがある時は心強い味方ですが、長期的な使用には大きなリスクが伴います。
着け続けると「筋肉」がなくなる?
腰痛ベルトを長時間使い続けると、脳は「外から支えがあるから、自分の筋肉を使わなくても大丈夫だ」と判断してしまいます。
その結果、本来働くべき「腹横筋」や「多裂筋」といったインナーマッスル(天然のコルセット)が次第に衰え、筋力が低下していきます。ベルトという武器に頼りすぎることで、自分自身の体を支える力が失われていく可能性があります。
ベルトを外すと痛みが増す筋力低下の負のループ
筋力が低下すると、ベルトを外した際に背骨を支えきれなくなり、以前よりも不安定感や痛みを感じやすくなります。
⚠️ 抜け出せない「ベルト依存」の罠
ベルトを常に使用する
天然の筋肉(腹筋群)が減っていく
外すと腰を支えられず、痛みが走る
痛み怖くて手放せない
このループから抜け出すには、ベルトで固定するだけでなく「自分の筋肉で支えられる体」を再構築する必要があります。
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三軒茶屋で腰痛ベルトから卒業|骨格から変える根本治療
ベルトはあくまで「応急処置」です。三軒茶屋のADVANCE世田谷鍼灸整骨院では、ベルトに頼らなくても痛みの出ない体作りをゴールとしています。
国家資格者による「整体×トレーニング」
当院では、まず整体によって腰に負担を強いている「骨盤の歪み」や「股関節の硬さ」を取り除きます。その上で、弱ってしまったインナーマッスルを呼び覚ますための、効果的なトレーニングを指導します。
ADVANCEのステップ
- 評価: なぜ腰痛が起き、なぜベルトが必要なのかを医学的に分析。
- 整体: 硬まった筋肉を緩め、骨格を「正しい位置」へリセット。
- 強化: ベルトの代わりとなる「天然の筋肉」を活性化。
三軒茶屋駅から徒歩5分。あなたがもし「一生ベルトを手放せないかも」と不安を感じているなら、一度当院へご相談ください。そのベルトを「安心の道具」から「過去の遺物」に変えるお手伝いをさせていただきます。
▶︎ 腰痛の根本改善を相談する(24h受付)
三軒茶屋駅徒歩5分|完全予約制
この記事の監修者
横田 就馬
国家資格:柔道整復師
施術者 / パーソナルトレーナー
日本代表アスリートや実業団選手、整形外科医と連携した施術経験を持つ、治療と運動の両面に精通したスペシャリスト。
病院勤務時には、トップアスリートの現場に出向き、運動指導とカラダの使い方を直接指導。整形外科での臨床経験とスポーツ現場の知識を融合させたアプローチを強みとしています。
「治療と運動が一体となった店舗をつくりたい」との想いから、整骨院併設型のパーソナルジム「ADVANCE世田谷鍼灸整骨院」を三軒茶屋に開設。
痛みの根本原因を見極める丁寧なカウンセリングと、国家資格者による安心・安全なトレーニング指導が好評を博し、現在は初心者からプロアスリートまで幅広く対応。地域密着型で“無理なく続けられる”本格サポートを提供しています。