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- お知らせ
2025.03.12
円皮鍼とは?自分で貼るのは効果的?
「肩こりや腰痛がつらい…」
「顔のたるみやむくみをどうにかしたい…」
そんなお悩みに対し、手軽にセルフケアできるアイテムとして、円皮鍼(えんぴしん)が注目されています。
肩こり・腰痛・リフトアップ・むくみなど美容にも健康にも幅広くセルフケアできるのが特徴です。
とはいえ、初めての方からは次のようなお声をいただくこともあります。
▼ よくある3つの疑問
✔︎ 円皮鍼って本当に効果があるの?
✔︎ どこに貼るの?肩こり・顔・腰など知りたい!
✔︎ 自分で貼るときの注意点やNGな使い方は?
この記事では、円皮鍼の基本から具体的な貼り方、美容や肩こりへの応用までを、国家資格を持つ鍼灸師がわかりやすく解説します。

ADVANCE世田谷鍼灸整骨院
女性鍼灸師が監修
- 肩こり・腰痛に効くツボはどこ?
- 美容やリフトアップに効かせる貼り方とは?
- 自分で貼っても効果はあるの?注意点は?
美容鍼灸・肩こり・腰痛などのお悩みを持つ方は、ぜひ円皮鍼の使い方と合わせて
整骨院併設の鍼灸治療についてもご覧ください。
円皮鍼の基本情報と効果
円皮鍼(えんぴしん)は、小さな鍼(はり)が付いたシールを皮膚に貼ることで、ツボを持続的に刺激する東洋医学由来のセルフケアアイテムです。
国家資格者が施術する鍼灸の理論を応用しながらも、一般の方でも手軽に使えるのが特長で、肩こり・腰痛の緩和、血行促進、さらには美容目的でも幅広く活用されています。
円皮鍼とは?構造と作用
円皮鍼の基本構造
- 小さなステンレス製またはチタン製の鍼
- 鍼を固定するための粘着シール
非常に短くて皮膚に軽く触れる程度なので、痛みがほとんどなく初心者にも安心してご使用いただけます。
円皮鍼の作用メカニズム
- 血流促進: 筋肉の緊張をほぐし、冷えやむくみの改善
- 神経の調整: 自律神経のバランスを整え、リラックス効果を促進
- 筋肉のコリ緩和: 肩こり・腰痛などの不快感を軽減
- 継続刺激: 最大3日間のツボへのアプローチが可能
💡「鍼灸院に行く時間がない…」という方にもおすすめの自宅ケアツールです。
円皮鍼の目的別活用例
① 肩こり・首のこり
- 「肩井(けんせい)」「天柱(てんちゅう)」などのツボを刺激
- 長時間のデスクワークやスマホ使用で凝りやすい方に
② 腰痛・下半身の疲れ
- 「腎兪(じんゆ)」「足三里(あしさんり)」で血流促進と腰部の負担軽減
- 立ち仕事・長時間の座りっぱなしに悩む方へ
③ 美容目的(リフトアップ・むくみ改善)
- 「迎香(げいこう)」: 小顔・むくみ改善
- 「地倉(ちそう)」: ほうれい線ケア・フェイスラインの引き締め
肌の血流が改善され、リフトアップや肌ツヤの変化を実感される方も多数!
\ 美容目的で来院される方の声 /
「顔のむくみがすっきりして、化粧ノリが良くなった」
「ほうれい線が薄くなった気がする!」
当院では、鍼灸施術+円皮鍼を組み合わせた美容ケアも行っています。
④ 自律神経の乱れ・ストレス対策
- 「合谷(ごうこく)」「百会(ひゃくえ)」で精神の安定や快眠をサポート
- ストレスの多い現代人にぴったりなリラクゼーション効果
市販品と鍼灸院での円皮鍼の違い
比較項目 | 市販の円皮鍼 | 鍼灸院での施術 |
---|---|---|
手軽さ | ◎(自宅で簡単に使える) | △(来院の必要あり) |
ツボの正確性 | △(個人の判断に左右) | ◎(国家資格者が施術) |
効果の実感 | ○(個人差あり) | ◎(即効性・安全性) |
【部位別】円皮鍼のおすすめの貼る場所と効果
円皮鍼は、目的に応じたツボに正しく貼ることで、肩こり・腰痛・美容・リラックスなど幅広い効果を発揮します。
本記事では、症状別におすすめの貼り方や、ツボの位置・期待できる効果について、画像付きでわかりやすく解説します。
肩井(けんせい) – 肩こり解消の代表ツボ
場所: 首の付け根と肩の中央を結ぶラインの真ん中。
効果: 肩こり、首の疲れ、頭痛の軽減。
天柱(てんちゅう) – 首の緊張を和らげるツボ
場所: 後頭部の髪の生え際、首の両側にあるくぼみ。
効果: 首のこり、頭痛、目の疲れを緩和。
貼り方のポイント:
- 肩のラインに沿って「肩井」、首の後ろの「天柱」に貼ると、首・肩の血流が改善。
- 円皮鍼を貼る前に、指で軽く押して「痛気持ちいい」と感じる場所を選ぶ。
腎兪(じんゆ) – 腰痛を軽減するツボ
場所: おへその裏側、腰のくびれ部分にある左右のツボ。
効果: 腰痛改善、冷えの緩和、腎機能のサポート。
足三里(あしさんり) – 下半身の血流改善
場所: 膝の外側、指4本分下のすね側のくぼみ。
効果: 足の疲れ、むくみ、胃腸の調子を整える。
貼り方のポイント:
- 腰痛がある場合は「腎兪」に貼ると血流が促進され、痛みが和らぐ。
- 立ち仕事や歩き疲れには「足三里」がおすすめ!
迎香(げいこう) – むくみ・鼻の通りを改善
場所: 小鼻の横、ほうれい線の起点部分。
効果: 顔のむくみ、血行促進、鼻づまりの改善。
地倉(ちそう) – 口角を上げ、リフトアップ
場所: 口角の外側、1cm程度の位置。
効果: ほうれい線の予防、口角のリフトアップ。
貼り方のポイント:
- スキンケア後に貼ると、肌になじみやすく効果が高まる。
- 夜に貼って寝ると、翌朝スッキリした顔立ちに!
合谷(ごうこく) – ストレス・頭痛を和らげるツボ
場所: 手の親指と人差し指の間、少しへこんだ部分。
効果: ストレス緩和、頭痛・眼精疲労の軽減、免疫力向上。
百会(ひゃくえ) – リラックス&自律神経の調整
場所: 頭のてっぺん、両耳を結んだ線の中央部分。
効果: 自律神経を整える、リラックス効果、睡眠の質向上。
✔︎ 貼り方のポイント:
- 「合谷」は仕事や勉強の合間に貼ると、リフレッシュできる。
- 「百会」に貼ると、頭の疲れが取れ、心が落ち着く。
円皮鍼の正しい貼り方と注意点
円皮鍼を最大限に活用するためには、正しい貼り方と適切な使用方法を知ることが重要です。誤った貼り方をすると、効果が半減したり、肌トラブルの原因になることもあります。
ここでは、貼る前の準備から貼り方の手順、NGポイントまで詳しく解説します。
貼る前に気をつけること
円皮鍼を長持ちさせ、最大限に効果を発揮するための下準備が大切です。
① 肌を清潔にする
- 汗や皮脂があるとシールが剥がれやすくなります。貼る部位の肌を清潔に保つことが重要です。
- シャワー後やスキンケア後は水分や油分を拭き取ると、より長持ちします。
② ツボの位置を正確に探す
- 指で押して「痛気持ちいい」と感じる場所が最適なツボです。
- ツボが分かりづらい場合は、専門家のアドバイスを受けるのもおすすめです。
貼る手順とコツ
① 円皮鍼の貼り方(基本手順)
1. 貼る部位を清潔にする(アルコールシート使用も効果的)
2. 粘着部分を持ち、軽くツボに当てる
3. シール部分をしっかり押さえて貼る
4. 指で軽くマッサージして刺激を加える(約10秒)
② 貼る時間の目安
- 貼付時間の目安は1日〜3日程度。
- お風呂や軽い運動時でも貼ったままでOK。
- 剥がれたら新しいものに貼り替えるのがベスト。
やってはいけないNGポイント
円皮鍼は便利なセルフケアツールですが、貼ってはいけない場所も存在します。
① 目の周り・粘膜・敏感な部位
- 皮膚が薄い目の下や唇の近くは刺激が強すぎるためNG。
- 顔のむくみには「迎香」や「百会」など、適切なツボを選ぶのがポイントです。
② 傷や炎症がある部分
- かぶれやキズがある場所には使用しないこと!
- 敏感肌の方は、使用後の赤みやかゆみに注意して確認しましょう。
③ 長期間放置しない
- 貼りっぱなしはかぶれの原因になります。
- 1日〜3日で交換し、肌状態をチェックする習慣をつけましょう。
円皮鍼を効果的に活用し、健康と美容を手に入れよう!
円皮鍼は、肩こり・腰痛・美容・リラックスなど、幅広い目的で活用できるセルフケアアイテムです。ただし、効果を最大限に引き出すには、正しい貼り方と適切なツボの選定が不可欠です。
円皮鍼を活用する際のポイント
- ツボの位置をしっかり確認してから貼る
- 貼る前に肌を清潔にし、しっかり固定する
- 1日〜3日で交換し、肌状態を確認する
- 自分で難しい場合は、専門家に任せるのが安心
効果を最大化するために鍼灸整骨院を活用
セルフケアとしての円皮鍼も有効ですが、より的確なツボ刺激を求める方には、鍼灸師の施術がおすすめです。
当院では、鍼灸施術のあとにご希望の方へ円皮鍼の貼付サービスも行っております。
鍼灸師がツボの状態を判断して正確に貼付するため、
ご自身で貼るよりも安心してご利用いただけます。
貼り替え時も同じ場所を参考にすれば、継続した効果を期待できます。