坐骨神経痛のセルフチェック5選|自宅でできる簡単な判別方法と危険サイン

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2025.11.17

坐骨神経痛のセルフチェック5選|自宅でできる簡単な判別方法と危険サイン

坐骨神経痛のセルフチェック|自宅でできる安全な検査方法

坐骨神経痛かもしれない…と感じたとき、まずは自宅でできるセルフチェックを行うことで、痛みの原因や程度を把握しやすくなります。
ここでは医療現場でも使われる評価方法をわかりやすく解説します。

特に、しびれ・鋭い痛み・脚の重だるさが出ている方は、早めに状態を確認することが大切です。

セルフチェックでわかること

  • 痛みの出やすい動作
  • 神経の圧迫の有無
  • 症状の重症度の目安

① SLRテスト(下肢伸展挙上テスト)

仰向けに寝て、片脚を膝を伸ばしたままゆっくり持ち上げていくテストです。
30〜70度で太ももの裏・腰・ふくらはぎに痛みが出る場合、坐骨神経の関与が疑われます。

SLRテスト

② ラセーグ徴候(SLRの応用)

SLRテストで痛みが出た脚を、今度は膝を軽く曲げて再度上げてみます。
膝を曲げると痛みが軽くなる場合、神経症状の可能性が高まります。

③ 足首の背屈テスト

仰向けの状態で、足首を上方向に反らせる(背屈)動きを行います。
このとき、ふくらはぎ〜足先に痛みやしびれが強くなる場合、神経への圧力が高まっているサインです。

④ 感覚チェック(しびれ・感覚低下)

左右の足・ふくらはぎ・太もも・お尻を軽く触れて、感覚の差がないか確認します。
ピリピリ感・鈍い感じ・感覚の薄れがある場合は、神経の炎症が疑われます。

⑤ 筋力チェック(左右差の確認)

以下の動きを左右で比較し、片側だけ弱くないかを確認します。

  • つま先立ち(ふくらはぎ)
  • かかと立ち(すね)

片側のみできない or 明らかに弱い場合、神経由来の筋力低下が疑われます。

セルフチェックで坐骨神経痛が疑われたときの対処法

セルフチェックで痛み・しびれが確認できた場合、まずは以下のポイントを意識しましょう。

  • 無理にストレッチをしない
  • 痛む動作を避ける(前かがみ・長時間座位など)
  • 姿勢の改善(骨盤を立てる)
  • 温めすぎず、軽いアイシングを行うことも有効

そのうえで、根本改善には適切なトレーニング×整体の併用が最も効果的です。

選ばれる理由のイメージ

坐骨神経痛は「原因筋」を見極めることで改善が早くなる

坐骨神経痛は一人ひとり原因が異なります。
梨状筋・中殿筋・大腰筋・ハムストリングのどこに問題があるかで、必要なトレーニングは大きく変わります。

当院では、国家資格者が症状の原因を評価し、あなたの状態に合わせた改善プログラムをご提案しています。

この記事の監修者

横田就馬

横田 就馬(国家資格:柔道整復師)

ADVANCE世田谷鍼灸整骨院 代表
パーソナナルトレーナー

日本代表アスリートや実業団選手、整形外科医と連携した施術経験を持つ、治療と運動の両面に精通したスペシャリスト。

スポーツ現場と臨床経験を融合したアプローチを強みとする。

症状の根本原因を見極め、一人ひとりに合わせた改善プログラムを提供。

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